このニュース、「やっぱりね」って感じです。
超有名建築家の隈研吾氏は木材を多用する建築が特徴です。マスコミも、その建築には絶賛していました。
ところが私は、木材の劣化を危惧していたのです。製材した木材って、野外で使うと劣化が激しいのは素人にだって判るはずです。マスコミの一部は「法隆寺は・・・」なんて説明していましたが、法隆寺の木材の質と、頻繁な手入れ(修復)と、一般建築物とは比較にならないのです。例えばほんの一例ですが、法隆寺などの建築では、超一級品の木材を用いて、さらに木の繊維を目切らせないように、槍鉋をもちいて丁寧に表面加工していたりします。だから雨に強いのです。
しかし案の定、これです。動画中では「ここ数年で急激に劣化」と言っていましたが、そんなわけはないのです。もう10年以上前から劣化は確実に進行していたはずです。
マスコミ様は、有名人には苦言を呈さないのです。建築を委託する自治体も、「有名先生の作なら」って、あまりにも安直です。
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