ラベルが無いので正確な事は判りませんが、おそらく1800年代末~1900年初期に製作されたと思われる、古楽器調のヴァイオリンです(以前私がドイツで仕入れた物だったのですが、ようやく修理が完了しました)。

 ヘッドの獅子の彫刻も、きちんと伝統に則ったデザインと製作です(補足)。また糸巻き、アゴ当て、テールピースも黒檀に高精度の手彫り彫刻された物が用いられています。

 弦をナイロンガットに換えて、アジャスターを装着したら、通常のヴァイオリンとしても使えるかもしれません(ただ、その場合には現在のテールピースを改造しないとナイロン弦が通らないので、そうした改造をしてしまうと今度はプレーンガット弦用に戻せなくなります)。

 興味のある方は試奏しにいらしてください。詳細は工房に試奏しにいらした方のみにお知らせします。

補足:最近のピリオド楽器の流行で彫刻が施されたヘッドの新作楽器も多いのですが、その彫刻(デザイン)が自己流過ぎて違和感が大きいのです。伝統に則った製作って重要ですし、説得力があります。

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