先月のゴールデンウイーク明けに、中学生の娘の自転車が盗まれました。自宅に駐めておいたのですが、娘が鍵を抜き忘れていたのです。
 妻も私も悔しくて、歩きながらもついつい自転車を捜してしまう癖がついていたのですが、さすがに1ヶ月半以上が経っていたので、最近は諦めていたのです。
 昨日、弦楽器協会の会議の帰り、遅くに電車を降りて駅の有料駐輪所の横を歩いていたら、白いフレームの自転車が視野のギリギリの所に映りました。
「おっ、ちょっと太めの白いフレームだ」
 通常は、この次の時点で違ってくるのですが・・・。
「おっ?太陽電池式の尾灯。うちのと同じだ」 
「あれっ? ブリジストンのアルベルト!まさか!」
「おおおおおおおっ。ピンクのワイヤー鍵だ。これは見覚えのある・・・」
「おおおおおおおおおっ!車体の住所と登録シールがガムテープで隠されている」
「間違いない!」
 なんと、律儀にも有料駐輪場に駐めていたのです。通勤か通学にでも使っていたのでしょうか?それにしても、ピンクのワイヤー鍵も、前カゴのネットも盗まれた時そのまま。住所と登録シールはガムテープで隠しているだけ。あまりにもお粗末というか、自転車を盗むということに対して、罪の意識を感じていないというか・・・。
 警察の方も犯人を捕まえるために終電まで張り込んでくれたのですが、その日は来なかったみたいです。どうやら前日に有料駐輪場に駐めていたことまではわかったのですが・・・。
 自転車も傷んでいなくてよかったです(丁寧に乗っていた?)。ただ、犯人(おそらく、我が家の前の道を通勤、通学でよく通る人だと思います)はまだ鍵を持っているので、鍵を交換しなければなりません。

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