最近、「電化」は進む一方です。それに伴って大消費電力の家電も珍しくなくなりました。私が子供の頃には、電気ストーブで300-600W、ドアイヤーも200~300Wでした。そしてそれらを同時に使うと、ブレーカーが落ちたものです。
ところが最近は、1,000W以上の器具も珍しくはありません。
私は電気の専門家ではありませんので、あくまでも素人の想像の領域ではありますが、細い電源ケーブルに大電流が流れると、発熱のもとです。事実、大消費電力の家電で、電源ケーブルが細いタイプのものは、ケーブルが熱くなるのが分かります。
理系が苦手な方は、「電流」よりも「電圧」の方に敏感で、200Vと言うと「なんだか危なさそう」と言うのです。しかしどちらかというと、大電流の方が発火の危険性が高いと思うのです(あくまでも私の素人考えです)。
また、ケーブルが発熱するということは、危険性だけでなく、省エネとしても悪いと思うのです。
おそらく、世界の電力消費大国の中で日本は一番電圧が低いと思います。電圧を変更するためには、大変な労力が必要となりますが、避けては通れない道だと思うのです。
そうそう、電圧を変更するついでに、周波数も日本で統一して欲しいです。私は現在関西で採用されている60Hzにすべきと思います。
なぜならば、50Hzよりも60Hzのほうがパワーが出るし、ビデオ撮影の時にもフリッカーが出にくいからです。