先日にも書きましたが、飛騨高山へ旅行に行き、高山陣屋の見学もしてきました。メインの説明は江戸時代の役所としての働きにに付いてなのですが、陣屋の建物の説明も詳しく展示されていました。

 木材の事とか、屋根の板葺き瓦(?)の作り方とか。木材の専門の私でさえ、とても興味のある内容で勉強になりました。

 とても丁寧(精確)に木材を割って製材し(切るのではないのです)、数え切れないくらい多くの薄板を用意し、それを乾燥して保管しておきます。そして丁寧に屋根に敷き詰めて使い、片面が傷んできたらひっくり返して使い、計4回も活用するそうなのです。

 このような使い方を、単に「生活の知恵」という言葉だけで処理してはいけません。高度な技術者(職人)がいて、そしてその技術を理解している管理者がいてはじめて行えることなのです。

 大切なのは、最終的に「人」であって、もっと大切なのは「育成」です。

 我々業界にも通ずるものが多く、勉強になりました。旅行に行って良かった。

 

 余談になりますが、高山陣屋のガイドさんの説明の中で、高山市の産物の話題になりました。高山市の産物は優秀で、江戸時代の「産物地番付表」でも上位に評価されているとの事でした。

 そうしたら横にいた妻が、「あれっ? 八丈は大関だよ」って。 八丈島出身の私は、心の中で「オッ!」と小さなガッツポーズをとったのでした。

 

 

関連記事: