連日のWBCの応援もようやく終わりました。みなさん、お疲れ様でした。そしておめでとうございます。やはり、韓国は強かった。
ところで以前から私が日本野球で気になっているのが、審判への態度です。先日のWBC決勝戦でも、一塁でのジャッジに対して、一塁コーチが勝手にセーフのジェスチャーをして、一塁審判から厳しく怒られていました。
この「一塁コーチがセーフのポーズをする」事に関しては、日本プロ野球界では日常的なことであり、塁審へのクレームというよりは「セーフになって欲しいという意思表示」であることも知っています。しかし「世界」でのプレーに於いては、それは「審判批判」でしかありません。
私がここに書こうと思ったきっかけは、今開催されている春の選抜大会においても、一塁コーチ(高校生)が、同じように「セーフ」のポーズをとっていたからです。これはまずいです。
スポーツは「審判のジャッジへの信頼と敬意」あってこそなりたちます。しかし日本の社会的風潮なのか、審判という裏方さんを格下と思っている風潮があるのは見え見えです。日本プロ野球界には、子供達の見本になるようなプレーをしてもらいたいものです。
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