先日、1年前くらいに私の工房でヴァイオリンを購入された方と、調整ついでに話をしました。

 その方は、「佐々木さんがブログで書いていました『良い楽器を所有して、使ってみて初めて分かる感覚』というのが、わかりました」と感想を述べてくれました。具体的には、「上手に弾けたときにの音はより響き、音程が悪いとかの下手な音はより下手に」という表現力を感じるとの事でした。または「音程のポイントが見えるようになった」と言うことも、この方だけではなく、私の工房で楽器を購入された方のほとんどの方が、そう言ってくださいます。

 時々私がアップロードしたYouTubeの動画を見て、「音の違いがわかります」とか、「弓の性能の説明、良く理解できました」とおっしゃってくれる方もいらっしゃるのですが、自分でアップロードしていてこう言うのもなんですが、ネットで音の本質、音の感覚がわかるわけがありません。

 良い楽器や、良い弓というのは実際に私の説明を聞いて、そして私の紹介する楽器を実際に弾いてみて初めて分かると思います。本当なら、実際に購入して半年とか1年経ってから、本当の「性能の違い」を理解してもらえると思うのです。

 

 私の提供する「良い弓」や「良い楽器」は、皆さんが思っている価値観とは、全然違うと思いますよ。興味がありましたら、是非とも確認しにいらしてください(とは言っても、11/11現在、在庫の楽器はありませんが)。

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