相変わらず「カーボン弓は良い」と言っている人を時々見かけますが、その人って本当の「性能の良い弓(バカみたいに高いオールド弓という意味ではありません)」を弾いたことがない人だと思います。本当の弓とは、タッチ(圧力をかけたときの力の掛かり方)が違うのです。カーボン弓は圧力のかけ始めの時には強く感じるのですが、その後グニュッと弱く感じます。一方良質のフェルナンブコ材の場合には、かけ始めの時には当たりが優しいのですが、圧力をかけるほどに強く感じます。
おそらく、カーボン弓の性能が良いと思っている人は、ペコペコの弓竿の弓(大体は超高級価格!)しか弾いたことがない人なのではないでしょうか?
本当の意味で性能の高い弓を探している方は、是非試奏しにいらしてください。
なお、近い内の購入予定が全くない方の場合には、申し訳ありませんが、説明の手間がとても掛かりますのでお断りしております。