私の師匠の無量塔藏六氏のヴァイオリンと、私のもう一人の師匠カントゥーシャ氏作のヴァイオリンが、現在並んで掛かっています。ついつい、うっとりと眺めてしまいます。それと同時に、この両氏のもとで勉強できることになった人生の「縁」に感謝しています。
私は、この両巨匠のような影響を残すことはできませんが、しかしその1/10か1/100の事でも、次の世代に、またはこの業界に恩返しすることを考えながら努力しているつもりです。
そして自分自身でも、「知りたいこと」、「覗きたいこと」、「やりたいこと」、「教えたいこと」、等々、残りの人生悔いなく生きたいです。たとえ誰からも評価されなくても・・。
・・・とはいえ、評価されたり、褒めてもらえると素直に嬉しいのですが。
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