最近弟子の川口君には、録音やビデオ撮影・編集の勉強をさせています。ヴァイオリン製作とこれらとは、一見全く関係ないように思われるかも知れませんが、そうではないのです。
「美的感覚」、「高品質、高画質、高音質へのこだわり」、「ファインダー、モニターを通して、客観的に見る目」、「著作権への意識とこだわり」、「撮影時術、編集技術の習得」、「演奏者とのつながり」、などなど、作業机に向かっての勉強とは違った勉強を行うことが出来るのです。
先日は学生オケの後輩達の発表会の撮影を行ってきましたが、「画角」や「パン速度」などが酷くて注意しました。物事はいくら言葉で説明されても、自分で行って失敗しなければ気づかないものも多いのです。
このようなことも積極的に行わせるのが、私の工房の修行方針です。
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