最近は日本中のあちこちで大きな災害があって、その度に仮設住宅の問題も出ています。
ここまで頻繁に仮設住宅を建てなければならない”災害国日本”においては、いっそのこと仮設住宅を規格化してしまってはどうなんでしょうか?
例えばパソコンの場合には国際規格があるので、あちこちからパーツを寄せ集めれば、比較的簡単にパソコンは組み上がります。同じように、仮設住宅もJIS規格みたいなもので間取りから、基礎、建具、内装(キッチン、トイレ)まで規格化されていたら、便利と思うのです。
いざ仮設住宅が必要な非常時には、時間も予算も、そして物資も厳しいと思います。そんな時、もしも仮設住宅が規格化されていたら、各地方に少量ストックされているパーツを寄せ集めて組み立てれば、設計の手間も省けますし、コストだって少なくすむはずです。例えば、規格化されていたら、部品が完全に集まらないうちから、基礎部分だけを作り始めることができたりとか、仮設住宅ができあがるまでの時間が圧倒的に少なくてすむはずです。
さらに、仮設住宅を使い終わって解体するときに、部品を再利用できるかもしれません。
関連記事:
- こういう時、「仮設住宅の規格」があったら活用できるのに
- 災害用に、ポケット付きのブルーシートなんてどうでしょう?
- 喫煙マークの表示は厳格化してほしい
- 遮熱塗料をチェロケースに塗ったらどうなんでしょうか?
- 近い将来の弦楽器関連の材料はどうなってしまうのでしょうか?