我が家とお隣さん(親戚)はエアコンの比較的大きな室外機を屋上に設置しています。「屋上」というと聞こえは良いのですが、狭小地住宅なので「屋根上」と言った方が良いかもしれません(一応平地ではあります)。
今回の地震で室外機が大きくずれてしまったのです。そこで翌日、業者に電話をしたのですが、「依頼が多すぎていつ行けるか未定です」と言われてしまいました。そこで自分でやることにして、ほぼ毎日屋根上に上っていました(時には妻と林さんの3人で)。
もちろん室外機のずれを直すだけでなく、より安全にワイヤーで固定したり、傷んでいた敷きゴムを交換したり、配管の断熱材を補修したり・・。
実は以前、室外機の施工業者が倒れ防止用の針金を、室外機のグリルに安直に結びつけていたのです。私もそれを当初から知っていて、「いざというときにこれでは強度が足りないので、別な部分に固定し直さなければ」とは思いながら、そのまま8年が過ぎてしまっていたのです。
今回の地震で、案の定その室外機のグリル部分は折れ、固定用の針金は取れる寸前でした。そこで今回は思い切って、室外機の本体にがっちりした固定金具をボルトで装着し(この手の加工作業は慣れたものです)、ワイヤーもより強度の高い物と交換しました。ようやくこれで安心です。
ちなみに高所での作業で一番怖いのはカラスです。今回は巣作りの時期ではなかったので襲われませんでしたが、いつ後ろから攻撃されるかビクビクです(今までに何度もやられています)。