昨年11月に特許事務所に相談をしてから、何だかんだと時間が掛かりましたが、昨日ようやく「実用新案登録証」が送られてきました。

 これを取得するための手間と、金額(数十万円!)を考えると、金額的な意味での「もと」は絶対に取れません。それは一番最初に、特許事務所の方からも指摘されました。

 それではなぜ実用新案申請をしたのかというと、この画期的な製品を確実に私自身が考案したのだという保障と(後で、他人から真似をしたと言われるのは嫌なので)、特許申請(実用新案申請)というものへの体験のためです。

 いずれにせよ、私の「総合的な楽器への音響理論と技術」の結晶として完成した、私の技術的なプライドをかけた自信作です。私の工房で弓を購入された方は、是非使ってみてください。損はさせませんから。

 

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