最近VHSテープを扱うことがめっきり減りました。再生できるビデオデッキも、我が家からもそして周りからもどんどん減っていっています。近いうちに、大切なVHSテープを簡単には再生できなくなる時が来るはずです（実際、ベータビデオの再生はさらに厳しい状況です）。
　数は少ないのですが、とても大切な内容のVHSビデオテープ（カントゥーシャの取材番組とか、私が映っている番組とか、子供関連のビデオとか）があるので、それらは可能な限り高画質でバックアップアップしておきたいのです。
　以前に一度DVDにバックアップしたのですが、DVDの画質は悪いので（ビットレートが低い）、BDに再バックアップしておこうと考えました。そこで工房にVHSビデオデッキとBDレコーダーを持ち込んで、仕事と平行してバックアップ作業を行いました。
　蛇足になりますが、「ハイビジョンでもないVHSビデオの映像をBDにダビングして意味があるの？DVDで十分じゃない？」と思われる方も多いと思いますが、そんなことはありません。大きなメリットがあります。
　皆さんも大切なVHSビデオテープやHi8ビデオテープがありましたら、是非今のうちにBDにバックアップしておくことをお勧めします。
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バックアップを急ぐべき映像メディア
1. 8mmフィルム
　もしもまだ映写機が動くのなら、大至急でデジタル映像としてバックアップすべきです。方法はピンからキリまであるのですが、一番お金がかからないのはスクリーンに投影した映像をハイビジョンカメラで撮影するという方法です。
2.ベータビデオテープ
　再生デッキがかなり少なくなっています。自宅に再生可能なデッキがある方はすぐにでもコピー作業を行うべきです。既にデッキが手元に無いがとても大切なテープをお持ちの方は、コピー業者に依頼するとか、または今ならまだ中古ベータビデオデッキもオークションとかで手に入れることが出来ますので、いっそのこと買ってしまうと言うのも手かもしれません。
3.Hi8ホームビデオ
　古くなるとけっこうノイズが出たり、めんどうなテープです。Hi8テープのほとんどはホームビデオカメラで撮影した貴重な内容のはずです。すぐにでもBDにダビングすべきです。
4.VHSテープ
　再生互換性はかなり高いので、再生デッキさえ確保できればさほど面倒なことはありません。再生デッキは可能な限り高性能な物で再生した方が、安定した画質でコピーできます。
5.DV、HDVテープ
　これらに関しては新しいので、まだ切羽詰まった状態では無いのですが、撮影したビデオカメラが手元にある内にBDレコーダーでコピーしておいた方が安心です。

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