ニュースで「VHSテープの2025年問題」という番組をやっていました。要は「VHSテープのデジタル化は、行動を起こさなければそろそろ限界ですよ」って事です。
そこでダビング業者が盛況なのだそうです。
しかし以前にも書きましたが、VHSテープ(ベータも)をDVDにコピーしてはいけません。画質があまりにも悪いからです。DVDの規格は、あまりにも時代遅れの規格です(注)。
VHSテープをダビングするのでしたら、BDにSDダピングするか、またはMP4データとして保存してください。
業者は「ビデオテープの画質はもともと低いので、DVDで十分ですよ」なんて言うでしょうが、それは嘘です。ビデオテープの画質はノイズが多いので、そういうタイプの画質をDVDに焼いてしまうと、ビットレートの関係上さらに輪を掛けてザラザラの画質になってしまうからです。相性が悪いのです。
「DVDで十分ですよ」と言っている業者は、そのダビング機械しか持っていないからそう言っているだけです。
貴重なデータを低画質でバックアップしてしまっては、後で後悔することになりますよ。
注:DVDの規格上、ビットレートが低すぎるのです。
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