私の、ドイツに行くときの必需品は、「ノイズキャンセルヘッドフォン」と「タブレット端末」です。特に長時間の飛行機、列車の旅には欠かせません。
「ノイズキャンセルヘッドフォン」に関しては、ずいぶん前に私の工房のお客様から進められて使い始めたのですが、今ではこれ無しでドイツに行くのは考えられません。「ノイズキャンセルヘッドフォン」の何がそんなに良いかというと、長時間聴いていて疲れないからです。
ノイズキャンセルヘッドフォンを装着したからといって、外の音が無音になるわけではありません。感覚的には、騒音が半分くらいに減るくらいです。しかし重要なのは、聴く音量も小さくて済むということです。
通常の飛行機の中に常備されているイヤフォンでは、機内の大きな騒音に打ち勝つほどの音量で、映画なり音楽なりを鳴らしています。人間の聴覚は順応性があるので、その「大音量」に慣れてしまい、自分がそれほど大きな音で音楽(または映画)を聴いていることを忘れているのですが、耳には負担が溜まってしまうのです。これが疲れの原因になったり、最悪の場合難聴になってしまいます。
同様のことは、「電車内でのヘッドフォンステレオの使用の危険性」と同じです。これは以前に私は何度かブログに書いている内容です。
最近はノイズキャンセルヘッドフォンもかなり普及してきたので、特に珍しくもないのですが、未経験の方は是非試してみてください。お勧めですよ。
今回は、事前にAndroid7.7インチタブレットにラジオ番組を長時間録音しておいて、それを機内でずっと聴いていました。映画だと意識を集中して起きていないといけないけれど、音楽とかラジオとかだと、ウトウトした状態でも聴いていることができるからです。ラジオ番組に飽きたら、タブレット内に入れている音楽を聴いたり・・。
「オールナイトニッポン」聴いたの、20数年ぶりかもしれません。