グラインダーやルーターなど、大きな騒音が出るような作業の時には、耳を守るためにイヤーマフというヘッドフォンのような形の耳栓をします。

%e3%82%a4%e3%83%a4%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%83%95 以前ドイツに住んでいたときに購入して、長年使っていた3M製のイヤーマフがついに壊れてしまったので、それと同じタイプのイヤーマフをネット上で探していたのですが、ちょっと驚いたことがあります。それはイヤーマフを購入した人の多くに、作業用としてではなくて近隣の騒音がうるさくて、自分の耳を塞ぎたいからという理由で購入している人があまりにも多かったからです。

 これで耳を塞がなくてはいけないなんて、なんだか悲しい世の中ですよね。もちろん、聴覚過敏になっている人が悪いなんていっていません。そういう環境の方も含めてです。

 ちなみに、私の経験では、イヤーマフは作業中に出る高周波を含む騒音をカットするには効果的ですが、その代償として圧迫感が大きくて、さらに重くてごっついです。こんなのを装着していたら、身体の別の部分に不調が出てしまうような気がします。

 私なら、一度ノイズキャンセルヘッドフォンを試してみることをお勧めします。例えばBose社のQuietcomfortとか。Quietcomfort20なんて、イヤータイプなのにとても静音効果があります。もっともノイズキャンセルヘッドフォンが効果を発揮するのは連続した低周波(乗り物とか)なので、会話とかは聞こえます。しかし試してみて自分の遮音用途にうまくマッチすれば、軽いので生活に支障もでないと思います。そのノイズキャンセルヘッドフォンで、ラジオとかを極、小さな音量で流しておくと、さらに環境騒音へのイライラが減るのではないでしょうか?素人考えで申し訳ありませんが。

 ちなみに、騒音作業の時にノイズキャンセルヘッドフォンを使ってみたところ、効果はイマイチでした。

関連記事: