昨日は国際展示場にて開催されている3D Printig 2018展示会へ行ってきました。半月前に導入したQholia 3Dプリンタの出展ブースもあったので、使い方とかの質問をしにいったのです。とても親切に対応してくださいました(蛇足ですが、Qholiaの出力サンプルも置いていましたが、その精度は他とは抜きん出ていました)。

 皆さんは弦楽器製作・修理と3Dプリンタなんてあまり関係ないと思われるかも知れませんが、ここ数ヵ月間実際に色々な試行錯誤をしてみて、とても大きな可能性を秘めていると感じています。

 もちろん、楽器本体を3Dプリンタで出力するとか、そういうことは全く考えていません。活用する部分は、皆さんの目に付かないような道具とか、補助具とか、または細かな部品とかです。

 ただ、3Dプリンタを使ってみて想定外だったのは、出力時間の膨大さです。ちょっと大きくて繊細な出力なんて、48時間なんてざらです。

 いずれにせよ、新たな技術の開拓、知識の吸収には貪欲でいないと、あっという間に自分の技術力と感性は低下していってしまいます。

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