ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗の工房日記です。 ホームページは https://www.sasakivn.com です
ブログ記事

工房

帰省した娘が、学生オケの運営のことで愚痴ばかり言うが

 今、娘が帰省していますが、口を開けば、所属の学生オケの運営の愚痴ばかり。「あ~、市民オケで弾きたい」と言います。  そんな娘に、私も妻も、「今悩んだり、不満に思ったり、頑張ったりしているそれこそが将来の財産なのだよ」と …

「保障」とか「保険」を求めている人がいかに多いのかを実感します

 これは弦楽器だけの話ではありませんが、日本という国が、到る所で「保障」とか「保険」とか「安定」とか、または「前例」とかの価値観の上に成り立っているのを実感します。  もちろん、その仕組みに弦楽器関連の事も、当然組み込ま …

インターネットで手に入る情報のレベルは、検索する人のレベルと同等でしかない

 インターネットで手に入る情報のレベルは、検索する人のレベルと同等でしかないのです。  以前、この記事でも書いていますが。

楽器の調整の具体的な事で、先生の言うことを信用しないでください

 私の工房のお客様から、「先生から、こういう部品に交換すべきと言われた」とか、この部品は良くない」とか、または「楽器のここは、こう調整すべき」とか、調整の具体的(細かな)ことをアドバイスされて困っている。というような相談 …

ヴィオラこそ良い性能の弓が必要なのに

 本日、久しぶりにヴィオラの方が弓を購入してくださりました。私の説明を信頼してくださって、とても嬉しいです。  ヴィオラって、ヴァイオリンやチェロと比べても、比率的に音が出にくい楽器なのです。だから本当は、ヴィオラこそ、 …

ヴァイオリンを独りで弾く(練習)するのが趣味だと言っている方

 「ヴァイオリンを”独り”で練習したり、弾いたりするのが趣味なのです」という方は、意外と多いものです。  もちろん趣味には色々なタイプがありますから、それを全否定するわけではありません。  しかし …

楽器の中のホコリは、どうしてこんなに溜まるのだろう?

 私は楽器の調整の時には、ついでに楽器の内部の清掃も行います(必ずというわけではありません)。  その時に吹き出すホコリの量の多いこと。毎回驚きます。  楽器を扱いが雑な人(汚い楽器)は、想像していたとおりの「酷さ」なの …

9月に入って、ようやく猛暑からは脱出したかな?

 今年の猛暑は異常事態でした。特に7月後半の猛暑は、酷かったです。ニスの被害も例年以上に多かったです。特にニスが柔らかいカントゥーシャの楽器(年代によっても違いますが)でニスにトラブルが起きてしまった方もいらっしゃいまし …

私は説明するための台詞の台本は作っていません

 私は工房にて、弓の性能の理論の説明をするときなど、毎回、同じような内容の事をお話しします。  しかし、その時に、私は講演会で話をするときのような台詞の台本は作らないことにしています。なぜなら、お客様とは「一期一会」の気 …

日本の「騒音公害(汚染)」の現実を、もっと自覚すべきです

 最近、たくさんの海外からの旅行者が日本に訪れてくれます。  しかし、もしも「音」が見えたとしたら、日本ってとても汚い国です。例えれば、ヘドロにまみれた街で、平然と暮らしているようなものです。こんな汚い国を、何の疑問も持 …

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