工房
精度の本質 ~キサゲ作業
2019年2月26日 工房
皆さん、「キサゲ作業」という金属の平面出し作業をご存じでしょうか? ノミみたいな道具を使って、金属の表面を細かく削って、高精度の平面を出す加工方法のことです。ここにある会社のホームページを一例としてリンクしておきます …
素敵な、「コントラバスとヴィオラのための二重奏曲」
2019年2月24日 工房
少し前に、あるコントラバス奏者の方が、シュトライヒャーのコントラバスのレコードを持ってきてくださいました。 「佐々木さんは、この曲、気に入ってくださるのではないでしょうか?」と言って、Johann Matthias …
音叉は、Wittner製のこれで十分な高性能です
2019年2月23日 工房
私は「音叉の使用」を積極的に勧めています。音叉を膝で鳴らして、浅く耳に入れて聴く方法です(注意:耳奥深く入れてはいけませんよ!)。 以前は工房でもお勧めの音叉を扱っていましたが、最近は在庫切れのままです。お客様から、 …
管理職の「パワハラ講習会」と新入社員の「怒られ方講習会」だそうです
2019年2月22日 工房
先日ニュース報道番組を見ていたら、管理職(会社上司?)の「パワハラ講習会」というのをやっていました。まあ、これはこのご時世、何となく理解できます。 ところがびっくりしたのは、新入社員(入社前?)の若い子達が、「怒られ …
ヴィオラの調整で感謝されると、特に嬉しい
2019年2月21日 工房
ヴァイオリンとチェロの場合、楽器の作りが良ければ、良い音は出しやすいのです。簡単に言ってしまえば、調整の予想ができるのです。 ところがヴィオラの場合にはそう簡単な話ではありません。だから調整して、感謝されると特別な嬉 …
自分の楽器の測定をした演奏者からの報告メール
2019年2月20日 工房
以前に「自分の楽器の音響測定をしたい」という要望で、ある演奏家の方にアドバイスをしたという記事を書きました。 その方から、「とりあえずこんな感じで計測できました」という、報告メールとグラフが送られてきました。 もち …
トランポリンの思考実験の重要性を、どれほどの方が理解できているのでしょう?
2019年2月20日 工房
先日、「トランポリンの思考実験 ~楽器編」と言った記事をかきました。しかし、ほとんど注目されていないみたいです。 最重要項目、くらい重要な事なのに・・・。ネット検索で、都合の良い情報だけを探し回っている人にとっては、 …
トランポリンの思考実験 ~楽器編
頭の中で、トランポリンで跳んでみましょう。 1.トランポリン初級者が、一番意識するのは「足下の布」の部分だと思います。 2. そして、ちょっと上達すると「バネ」を意識するでしょう。 3. 上級者になると、トランポ …
良い楽器は「ラベル」ではなく、「作り」なのです
2019年2月17日 工房
これまで何度も書いている事ですが、良い楽器とは「ラベル」でなく、「作り」なのです。「ラベル」で決まるのは価格だけで、価格と性能は全く別物です。 つい先日調整したヴィオラは、10数年前作の国産量産楽器(そこそこ上のグレ …