皆さん、「キサゲ作業」という金属の平面出し作業をご存じでしょうか?

 ノミみたいな道具を使って、金属の表面を細かく削って、高精度の平面を出す加工方法のことです。ここにある会社のホームページを一例としてリンクしておきます。

 技術に詳しくない方は、「金属の高精度な平面処理」とは、鏡のようなピカピカの感じだと思っていらっしゃるのではないでしょうか? しかし上記のリンクの写真を見てください、意外にもキサゲ作業を行った金属の表面は、見た目がザラザラしているのです。

 「本当にこれで、平面が出ているの?」って感じると思うでしょうが、「高精度」なのです。

 何が言いたいのかというと、「”見た目”と”本質”は結構違うものですよ」という事なのです。別の言い方をするのならば、「自分が持っている先入観と、実際の本質の違い」とも言えます。

 このキサゲ作業って、我々木工職人においても、とても重要な「精度の出し方の考え方」なのです。

 

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