ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗の工房日記です。 ホームページは https://www.sasakivn.com です
ブログ記事

工房

レコードのノイズって、音楽にとってとても重要な要素だと思います。

 先日、私が愛用している「ELPレーザーターンテーブル」の会社の竹内さんが、工房に寄ってくださってお話をする事が出来ました。  ELPレーザーターンテールの事については当然として、「良い音とはどのような音なのか?」とか、 …

移動スーパーがあるのだから、これからの時代、移動工房も有りなのかも?

 よく、高齢化の進んだ地方の小さな町(村?)で、移動スーパーマーケット車というのがあって、高齢者からは喜ばれているとうニュースを目にします。  同じ理屈で、これからの高齢化社会、「移動工房で全国めぐり」なんていうのも十分 …

時には、音楽を視覚的に聴く事も必要だと思います

 マーラーの交響曲第5番レコードの一部分を再生しながら、リアルタイム周波数分析表示をしてみました。  どの楽器がどのような周波数で鳴っているのか? どのくらいの音量なのか? 時にはこのように、音楽を視覚的に聴く事も重要な …

嘘だと信用してもらえないでしょうが、楽器や弓は自分で選んではいけません

 自分の演奏技術に自信のある方、自分の頭に自信のある方、行動が慎重な方には、信用してもらえないと思いますが、それでも書きます。  自分で、楽器や弓を選んでは、良い物は買えません(偶然の確率的にでも良ければ、話は別ですが) …

オーディオの音質よりも、楽器の音質はさらに複雑

 私は工房にて、特に音に拘っているお客様に音楽を聴いてもらって、オーディオの音質の会話をする事も多いです。  もちろん、オーディオの音質について語るのも難しいです。まずは、聴覚の敏感度(研ぎ澄ませ方)が人それぞれで違いま …

カザルス演奏 無伴奏チェロ組曲のオリジナルSPレコードの高音質CD

 先日、「ELPレーザーターンテーブルで再生した、カザルス演奏の無伴奏チェロ組曲のオリジナルSPレコードをデジタル化してCDを焼いた」という記事を書きました。  今回、さらに手間をかけてより高音質のCDに焼きました。7時 …

私の工房にて真の意味での「性能の良い弓」を購入した人は、私の言葉の意味を判ってもらえる

 以下の説明は、ちょっと省略しすぎの説明かもしれませんが、ちゃんと説明すると本の一冊にはなりますので、あえて短い文章で書きます。  多くの演奏者は、「弓の性能」を誤解しています。だから、演奏の表現力を、「弓のスピード」と …

上手なオケは中低音の通りが素晴らしい

 先日、朝に妻を仕事場まで車で送っている時、FMからブルックナーの交響曲が流れていました(9番だったというのは、曲が終わった後の解説で知りました)、妻と「これって絶対にブルックナーだよね」とか、「曲調からすると、後期の交 …

練習が休みになっているこういう時だからこそ、「楽器の音」を見つめて欲しい

 普段は、多くのアマチュア演奏者達は、「演奏」に振り回されていると思います。しかし、練習が休みになったり、演奏会が中止になってしまったりしている今こそ、「楽器の音」を見つめ直して欲しいのです。  それは、自分の楽器の調整 …

「深い音」というのは「こもったような優しい音」ではありません

 楽器の音色とか演奏方法って、様々な「言葉」で表現されます。しかし、言葉って受け取る側の理解によって、全く違った内容になってしまうことも多いのです。  例えば、「深い音」ってよく聞く言葉です。しかし、多くの方は「優しい音 …

« 1 94 95 96 262 »
PAGETOP
Copyright © 佐々木ヴァイオリン製作工房 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.