これまで何度もインターネットクラシックラジオ局の事を書いてきましたが、どうもピンときていない方が多いみたいですので、再生方法を簡単に説明します。

  1. パソコンでの試聴
     簡単です。パソコンでラジオ局のホームページを探すだけです。例えばRadio Swiss Clasic局はここです。再生は簡単ですが、音質はパソコンの音になってしまいますので、雰囲気が出ません。

  2. スマホで試聴
     まずはスマホに、インターネットラジオを視聴するためのアプリをインストールします。そのためのアプリは複数存在するのですが、有名どころはTuneIn Radioとかです。そして数多くのラジオ局の中からお好みの局を選局するのです。あまりにも局数が多いので、選局登録作業が一番難しいです。クラシック専用局は、こちらを参考にすると良いでしょう

  3. ネットワークオーディオプレーヤーで本格的に試聴
     自宅にオーディオ装置がある方は、是非ともネットワークオーディオプレーヤーにて試聴してみてください。スマホやパソコンで聴くのと雰囲気が全く違いますから。より豊かで、室内を流れるような音楽を聴くことが出来ます。
     ちなみに、ネットワークオーディオプレーヤーの仕組みも、その装置の中に最初からTuneIn Radioなどのソフトウェアが入っていて、そこでインターネットラジオ局を選曲する方法です。

     ネットワークオーディオプレーヤーには2種類あります。一つは、単体の本格的なネットワークプレーヤーです。音質に拘ったオーディオ装置です。たくさんの製品が発売されていますが、一例として パイオニア社のNシリーズなどがあります。本格的なオーディオ装置を所有されている方は、是非ともこのような単体のネットワークオーディオプレーヤーを繋いでみてください。

     もう一つの装置は、ネットワークCDレシーバーというお手軽装置です。全てのオーディオ機能がコンパクトにまとまった簡易オーディオ装置とでもいいましょうか。しかし、ネットワークプレーヤーの機能に関しては、上記の単体装置と比べてもバカにならないくらいの性能です。お勧めなのは今でしたらONKYOのCR-N775とかでしょうか。オーディオ初心者で何を買って良いのか判らない方は、とりあえずこれを購入しておけば満足すると思います(スピーカーも必要です)。

 

 

 是非とも、オーディオ装置で音楽を聴いてみてください。イヤホンで聴く音楽は、内向的で自己中、ナルシストになりがちですが、スピーカーで聴く音楽は、もっと外界に対して開けています。音楽の本質に近いです。

補足:ネットワークオーディオプレーヤーのメインの使い方は、インターネットラジオを聴くことではなく、HDD内にまとめて保存したCDデータなどをデジタルデータとして聴くことです。この話しを説明しだしたらまた難しくなるのでここでは書きませんが、いずれにせよ驚くほど「多機能」なのです。音楽好きなら購入して、絶対損はしませんよ。

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