全く使っていない楽器は当然として、年に数回しか弾かないような楽器でも、弦を緩めて置いてください。楽器の傷み方が、まるで違います。弦を緩めた後に、駒の角度を再調整しておくのがポイントです。

 

週に一回くらいは弾く
 緩める必要はまったくありません。

月に一回は必ず弾く
 弦を半音から全音くらい緩めておき、弾くときに正しいピッチに調弦すれば良いでしょう。

ほとんど弾かない
 弦をボヨ~ンというくらいに緩めてしまってもかまいません。ただし駒が正常に立っている状態の弦の張力は必要です。

楽器が壊れている状態だけれど、使わないので、修理はしないで保管する場合
 弦を外してしまってください。もちろん、テールピースや駒も外します。良くないのは、駒を外して弦とテールピースは装着した状態で保管することです。こうすると、テールピース(またはアジャスター)で楽器の表板を傷つけてしまいます。

 

 

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