よく、防犯対策をするために、「空き巣(泥棒)目線になって考えると良い」と言われます。これはたしかに理にかなっています。
これは弦楽器業界においても全く同じです。
詐欺師のようなショップ、ディーラー、個人売買、そして無責任な修理調整を行う業者をどうやって見極めるか。それは、その逆の立場になって考えてみると良いのです。不謹慎な言い方ですが、仮想「詐欺ゲーム」みたいな事を考えてると良いでしょう。
ゲームの目標は、相手からお金をゲットすることです。
ポイントは次の点です。
・相手を怒らせたら、ゲームオーバー。
そのために、
・相手を気持ちよく、話しに巻き込む。
・相手を心地よくする。
・相手のプライドを損ねないように。
・相手の考えを否定しないように、しかし誘導する。
・相手に合わせて、臨機応変(適当)に対応。
・相手に冷静に考える時間を与えない。
・値引きとか、セールとか、お得情報を提供する。
・自分を信頼させるために、自分がどれほど凄い人かを羅列する。
・マスコミを最大限に利用する。
意外と簡単でしょ?
しかし、本質は、この反対にあります。自分の「耳に痛いこと」、「面倒なこと」、「手間の掛かること」、「自分の考えとは違うこと」、「お金の掛かること」、そんな事を厳しく指摘してくれる人。
求めるべきは、自分にとって都合の悪い人なのです。
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