テレビで、ある鍵開け屋さんの取材番組がありました。そのショップでは技術学校みたいなものを作り、きちんとした様々な技術を教えているらしいのです。素晴らしいと思いました。

 ところが、ある鍵開け屋のその料金にちょっとびっくり。実質3時間の作業料金(新品部品代が無し)の料金が、なんと7.7万円くらいだったのです。私も技術職なので、「技術を習得するためにかかった料金」とか「出張交通費」とか、「事務費」とかの料金もかかって、そこそこの金額にはなることは知っています。

 個人技術者(職人)の収入が低い日本の風潮には、ちょっと不満を持っています。

 しかし、これはちょっと高すぎるのでは? 「鍵が開かない」という緊急事態につけこんでいるような・・・? 特に今回(そのテレビの現場)では、鍵が抜けなくなって、シリンダを外して分解清掃していたのです。ドアが開かなかったわけではないので、シリンダの新品交換なんて、私だって出来るくらいの作業でした。それをわざわざ分解清掃して、その料金が7.7万円ですよ。相手が年寄だったから、ふっかけられたのか・・?

 それとも、有名講師の講演料、または有名演奏者の演奏料と比べたら、そのくらいは当然なのか?

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