楽器や弓って、とても高価です。だから、購入するときに迷うのは当然だと思います。
本来ならば、楽器や弓の性能って、「構造的な優秀さ」のはずです。なぜなら、楽器や弓は「単なる道具」だからです。考え方としては、ごくごくシンプルです。
しかし、その「単なる道具」に「高価」という要素が付加されただけで、多くの方が間違った方向へと舵を切ってしまうのです。「構造的に優秀な単なる道具」というシンプルな考え方を見失ってしまって、「情報」だとか「評判」だとかを頼ってしまうのです。
ここで多くの方は、「情報だとか評判を参考にして、何が悪い?」と思うことでしょう。
ところがそこがネット社会、情報化社会の落とし穴なのです。
情報、評判、雑誌記事など、全ては、誰かが意図的に作り上げているものです。だから見えないイメージ、活字などは信用してはいけません。
信用すべきは、実在の、すなわち目の前に実際に存在する、「物」と「人」だけです。抽象的説明に聞こえるかもしれませんが、これが真実であり、最短の近道です。
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