私はこのブログ中の到る所で、「ネットで検索していてはいけません。直接会って、そこで腹を割って、一対一の会話をしてください」と主張しています。
ネット検索だけをしている「情報収集家」は、そう言っておびき寄せて、強引に売りつけようとしていると疑っていることでしょう。
正直言って、そういう「ネット情報収集家」に私は興味が無いので、そういう方がどうであれかまいません。
私が本当にアドバイスしたいのは、「素直な心を持っているが、どうしたよいのか判らない人」です。こういう人へのアドバイスを書いています。
さて、なぜ「会話」こそが重要なのか? それは情報量が100倍も、1000倍も違うからです。
ネットの情報量の方が多いなんて思っているお気楽な方は、もう救いようが無いです。ネット情報量の多さとは、あなたの能力そのものなのです。だから原理的に、あなたがあなたを越えるために、あなた自信を見ても意味が無いのです。
つい先日にも、ある方(学校の先生です)に、「うんうん、なんて言いながら会話しているようではダメですよ」と指摘したところ、驚いていました。本人に自覚が全く無かったのです。こんな基本的な事もとても重要なのです。なぜなら、楽器の音は本人の人柄が作り出す物だからです。全ての縁も、本人の人柄だとか人間性の因果関係から生まれるものだからです。だから、ネット検索して、自己満足しているようではダメなのです。
まあ、この意味が判らない人に何を言っても、しかたないのですが。プライドが高い方々(だいたいは学歴が高かったり、立派なご職業に就かれている方です)は、カチンとくるのでしょうね。
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