最近の録音機の性能は素晴らしいです。実売10万円前後の録音機(マイクは別売)でもかなりの品質の録音が可能です。
 昨日は知人がKORGのMR-1000を持ってきたので、さっそくちょっとしたテストをしてみました。
 いきなり結論ですが、ここまで録音機の性能が高くなった今、「レコーディング品質はマイク次第」と言いきっても良いと思います。
1. EARTHWORKS M50マッチドペア
2. AKG C414B XLII
3. AUDIO-TECHNICA AT4050/CM5
4. AUDIO-TECHNICA AT825
の4本でヴァイオリンの音を録音してみました。工房の中で録音しただけなので大ざっぱな比較でしたが、その差は歴然です。マイクの差が明らかに分かるほど、レコーダーの性能が上がっているとも言えます。
 指向性の違いとか音色のキャラクター差とかもありますが、それを考慮しても1>2>3>>>4でした。AT825も良いマイクなんですけどね。大体値段相応という感じです。
 私が感心したのは、そのくらいマイクの差をたたき出してしまう、レコーダーの性能向上でした。
 なお、練習補助のための録音の場合には、3万円台の価格で売っているROLAND R-09(マイク内蔵)あたりで十二分の働きをします。つい先日にも、私の工房のお客さんが「ブログを見て購入して、練習に効果的に使っている」という話しをしてくれたばかりです。自分の音を客観的に聴くのは、効果的な練習ですよ。録音もマイク内蔵なので簡単です。お勧め!

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