吹奏楽部の顧問をしている妻との会話で、「吹奏楽専用のフェイスシールドの購入を検討しているけれど、価格が・・・」みたいな話になりました。

 そこで私は「勉強の意味も含めて自作したら?」って返答しました。

 最近の人は、商品は購入するものだと洗脳されていますが、仕組みが簡単なものだったら自作すれば良いのです。もちろん完成度は低いかもしれませんが、自作するその行為が勉強にもなるからです。

 さて、吹奏楽専用のフェイスシールドの効果の是非は別として、販売されている専用品って1,000~2,000円/枚もします。ところが購入して、自分で加工したら90円/枚でできてしまいます。100枚購入したとしたら、けっこうな金額差になります。

 さらに重要なのが、加工するにあたって生徒達が自分の演奏行為を客観的に観察しなければならないという、それが勉強になるのです。私が子ども達に推奨したいのは、フェイスシールド自体よりも、この「観察と行動」の方なのです。

1.フェイスシールド
2.切り抜き用のホットナイフ

 どのような形に切り抜いたらよいのかは、生徒達に研究させてください。
 切り抜きは、通常のカッターで切るのは難しいので、ホットナイフを使わせた方が安全だと思います。
 額の部分のスポンジに、4~5カ所くらい、カッターでV溝の空気通り縦溝を付けた方が、シールド内の曇りが少なくなるかもしれません。

注:吹奏楽演奏における、フェイスシールドの是非に関しては、私にはわかりませんのでノーコメントです。

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