昨日の「オイストラフ演奏のブラームスVn協奏曲の比較」の記事に、おまけとしてコーガンとハイフェッツを追加しておきました。
以前にチャイコフスキーVn協奏曲でも同様の比較をしましたが、ブラームスでも傾向は全く同じです。
音楽の好みの問題は別として、こうして比較してみると、オイストラフのボウイングが実に理にかなった運動をしていて、それが音響的効果に反映されているかというのがわかります。
これは私の弓の性能の理論とまさに一致する内容なのです。もちろん私のお勧めする弓を購入したからといってオイストラフになれるわけでは無いのですが、しかし、ほんの僅かであってもその「要素」を実現することはできます。そしてさらに、私がなぜここまで「オイストラフの演奏」を説明しているのかを理解していただけると思います。
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