最近、FRPだとかカーボン製の薄手のケースが大流行です。軽いのでお手軽だし、価格が安いのも特徴です(カーボン製は高いですが)。ペイントがされていたり、お洒落なのも人気の理由らしいです。
ただ、その手のケースって、想像以上に熱を急激に通してしまいます。
使うなとは言いません。しかし、そのケースの特徴をしっかり把握して、適切な使い方をすることが大切です。
実際にご自身でサーモグラフィカメラを購入して、様々な環境下で、ご自身の大切な楽器がどのように影響を受けているのか、自分の目で確かめることが重要です。
手っ取り早い机上の知識ではなくて、自分が実際に確かめる事が重要です。
最近HIKMICRO B10の記事をいくつか書きましたが、ほとんど興味を持たれていないみたいです。弦楽器にも関係あるから紹介しているのですが・・・。
補足:上の「熱の影響」というのは夏期だけの話ではありません。冬期の「急激な冷え」も楽器に悪影響を及ぼします。
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