昨日工房にいらしたお客様と、発表会の4K撮影についての話になりました。その方は4K 30pでの撮影でしたが、そのくらい動画の品質への意識が高い方でしたら、是非とも4K 60pで撮影して欲しいと思ったのでした。

 演奏の発表会という前提での話になりますが、見比べてみたら、弓の動きが全く違って感じるはずです。ぼけていないので、弓の動きが見えるのです。

 なぜなら我々弦楽器演奏者(プロもアマチュアも)、一小節の、またはワンボウの動きの重要性を知っています。または追求しています。だから動画においても、それがボケて映っていると、リアル感を感じられないのです。

 そこでまた、4K 60p撮影ができて、発表会撮影に効果的なビデオカメラを考えてみました。

 今回は、あくまでも個人が発表会を撮影するカメラという、限定的な用途で考えました。

 そうして考えると、ミラーレスカメラが効率的なのではと思うのです。

 私が実際に使ったことがないので(私が所有しているのはEOS R5C)申し訳ないのですが、コストパフォーマンスを考えると、Panasonic LUMIX DC-GH5M2がお勧めです。レンズ別売なので注意してください。

 画質は抜群だと思います。

補足:ミラーレスカメラでの動画撮影の欠点を理解した上で使うことが重要です。
・内蔵バッテリーの保ちが悪い。バッテリーの限界から連続撮影が出来ない。
・ズーム操作がギクシャクするので、基本的に画角固定で撮影することになる。
・業務用マイクが接続出来ない(オプション装置を装着して使えます)。

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