毎日のように日本のどこかで、高齢者ドライバーによるアクセルとブレーキの踏み間違い事故や、逆走事故が起きています。

 そしてそれによる犠牲者も出ています。

 これは高齢者側だけの責任ではなくて、政府の見て見ぬふりの責任です。おそらくさまざまな業界との癒着がそのような規制を妨げているのでしょう(高齢者ドライバーを活用するには、それに対応した車を用意しなければならなくなりますから)。

 私は高齢者ドライバーの免許自主返納運動には反対です。返納の基準が曖昧だからです。

 それではどうしたら良いのかというと、話は単純です。私が以前から主張していますように、「高齢者用の自動車」を設定すれば良いのです。何も高齢者専用開発車である必要はありません(それが理想ですが)。まずは、現時点で最高性能の安全装置を義務化するだけでもよいのです。

 これによって、何の罪も無い人の命がどれほど救われるか。バカな私にだってわかるのです。

 それでは安全装置の付いた車に乗り換えるための費用はどうするのか?

 まずはバカげた電気自動車への補助を全廃すべきです。あんなものは世界的な(特に欧州の偽善環境団体の)インチキ行為です。そんな物にお金を補助するくらいだったら、高齢者用の自動車買い換えに補助を出すべきなのです。

 さらに言えば、安全装置のついた車に買い換えられないような高齢者は、もう免許は返納すべきです。厳しいようですが。なぜなら、他人の命がかかっているのですから。

関連記事: