最近、日本弦楽器製作者協会の担当引き継ぎの件で、ギターやマンドリンの若い(年齢的にはバリバリの中堅どころ)製作者達と接する機会が多いのです。私の工房にも何度か来て引き継ぎ作業して貰っています。

 同じ製作とは言え、ヴァイオリン業界とはちょっと違っている部分もあって、話をしているととても面白いのです。何気なく会話している技術に関しても、「へえ~っ」ってなることも多いのです。

 私は常に、「人と人との会話の情報量の多さ」って主張していますが、まさにそれです。彼等の製作の能力が高いのはもちろんのこと、事務作業能力(例えばパソコンのソフトを使いこなしたり)の高さにもちょっと感心しました。

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