先日あるラジオ番組のミニコーナーで私のことが紹介されました。ラジオに関わっている方々には申し訳ありませんが、数あるラジオ局の中の、さらにたった5分間だけのミニコーナーを聴いている人などはいないだろうと思っていたのです。
ところが番組の翌日に「人違いかもしれませんが・・・」という電話があり、小学校の時の担任とか、クラスとかを訊いてくるのです。自分は転校して八丈島の小学校に数年間在籍していたというのです。姓を言われても私には覚えが無く、「たぶん学年が違うのでは?」とこたえたのですが、むこうは食い下がってきます。
ふと「名前は?」と尋ね返したところ、「ああ!思い出した!」。そういえば我々は子供の頃名前でしか呼び合っていなかったので、姓を言われても印象に残っていなかったのです。
あれから34年くらい経ったわけです。電話越しではありますが、話し方とか声の雰囲気が当時と全く同じでした。当時我々八丈島の小学生にとっては、「何かちょっと変わったしゃべり方をする転校生」とうイメージだったのですが(むこうも我々の方言をそう感じたことでしょう)、今回の電話で理解できたのですが、茨城のなまりがちょっと入ったしゃべり方だったのです。私も筑波にいたので、懐かしいイントネーションです。
人間の出会いっておもしろいですね。何がきっかけになるか想像もできません。34年間、私と全く別の世界で(距離的には近くなのに)、私と全く同じ時間を過ごしていたわけです。
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