少し前に、私の娘が中型バイクの免許をとったということを書きました。しかし免許取得後に、本格的にバイクに乗ったことはありませんでした。

 そこで一昨日の夜、車の通行量が少なくなるであろうと考えた夜の10時から、娘のバイクの運転の練習を行いました。しかし、運転の練習とはいえ、車のように助手席に乗って指導するわけにはいきません。第一、バイク免許取得者は二人乗りも禁止されているのです。

 そこでバイクの後ろから車で着いて走ることにしました。ヘルメットの中にはバイク専用インカム(B+COM)が組み込まれているので、電話をかけっぱなしにしながら走れるのです。それで後ろの車からアドバイスをするのです。もちろん、車もハンズフリーで話をしますから、法律上問題ありません。

 バイクに乗る娘にはエアバック入りのライダーズジャケット(hit-airという商品)を着せて、安全に万全を期して運転させました。

 車の少ない環七を、問題なく快適に走って運転に慣れた後、次は実践的な街乗りを経験させるために、今度は東京タワーの近くを通って六本木の辺りを通る複雑な道を走ることにしたのです。ところが、この計画がちょっと良くなかったです。都心は夜の11:00過ぎても人やタクシーで混雑していて渋滞もあり、さらに夜でも暑いので、止まるとライダーズジャケットのせいでさらに汗だくになってしまうのです。そんなこんなで、娘も私もくたくたになりながら、2時間かけて無事家までたどり着きました。

 運転自体は、親が心配するほどのこともなく(事実、自分もその年頃には車にもバイクにも乗っていましたし)、普通にこなしていました。若さ故のバランス感覚と、吸収力の良さのおかげと思います。そのうち、娘の方が、親の私の方を危なっかしく思うときが来るのでしょう。

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