今日は、プロの演奏者を目指しているお子さんと、そのご両親が弓についての相談にいらっしゃいました。
ケースを開けて、先生から最近借たという弓を見て、びっくりです。「これで練習は不可能ですよ」というレベルのものでした。当然それに伴って、楽器も良くありません。
そこでいつもの「弓の性能の理論」と、それに続いて基本的な発音+演奏を行ったところ、その音(演奏)の素晴らしいこと。その子は素晴らしい才能を秘めているのに、周りが「本質」がわからずに変な道具を与えてしまって、その子の能力を引き出せていないのです。
これは実にもったいないことです。
適切な道具を与えれば、瞬時に音としての結果は出るのです。音は正直なのです。
関連記事:
- せっかくのお子さんの演奏を”スマホ撮影”とはもったいない
- せっかくの素晴らしい演奏会を撮影しないのはもったいない
- せっかく上手なのにもったいない人が多いです
- せっかくの素晴らしい演奏も、映像の画質や音質に拘りが無いと勿体ない
- せっかく作ったBDを20数枚を廃棄