先日のブログにて、最近フィルムのスキャニング作業を行っているということを書きました。既に3,000カット以上の写真をスキャニングして、範囲指定して、保存しています。
それにしても驚くのは、同じフィルムを使って、同じ日に撮影しているのに、カメラの性能差でこれほどまでに画質差があるのかということです。きちんとした一眼レフカメラ(レンズは普及タイプのズームレンズ)と、中級コンパクトカメラ(使い捨てカメラではありません)の画質差が、私が想像していた以上にあったのです。これまでは、印画紙にプリントした写真でしか、それらを比較していなかったので、ここまでの画質差を意識していなかったのです。しかしデジタルデータをパソコンの大画面で比べてしまうと、「同じフィルムなのに、ここまで違うのか!」と、驚いてしまいます。
撮影するときには大げさに感じてしまう本格的カメラですが、やはり使う意味は大きいようです。そしてそのようにして残された撮影写真は、貴重な財産となっています。
これは楽器についても同じです。良い楽器や弓は、購入当初は「自分にはちょっと大げさかな?」と感じるものですが、使っている内にその性能が当たり前となってしまい、それ以下の性能の楽器との差を明らかに感じるようになってしまうのです。それはすなわち、自分自身の能力が自然とそのレベルまで向上したということに他ならないのです。
良い道具は重要です。
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