最近「風評被害」という言葉をあちこちで耳にします。テレビニュースの中ではさも「風評被害」という「悪いもの」がどこかに存在するかのように言っていますが、端的に言えば「貴方たち視聴者」であり、すなわち「我々」です。
「賢い情報収集者」と「無知」とは紙一重というか裏表です。例えば弦楽器関連でも、インターネットとか本とかでなまじ情報を収集している人ほど、大きくピントがずれていることが多いのです。なぜならば、本物の技術とか、商品とか、知識とは自分で探して(ましてインターネット上からは)見つかるものでないからです。
その逆に「私は何もわからないので(謙遜ではなく)・・」とか「自分でいじるのは怖いので」と言っている人の方が、ポイントとなる部分を押さえていたりするものなのです。
嘘のように思うかもしれませんが、本物の技術とか、商品とか、知識とは、人(自分)と人(他人)との直接の会話や行動からのみ、得られることができます。
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