9月にカントゥーシャ氏の娘さん(私よりも年上の方)にお会いする予定なのですが、高島屋デパートでお土産を買ってきました。

 本当は、ちょっと高級な日本茶葉を買いにと出かけたのです。しかし、「どうせなら、茶葉を入れるお茶缶も」と考えが変わって、高島屋のそういう品が並んでいるコーナーへ行ったのです。そうしたら、桜の皮を使った素晴らしいお茶入れが有るではないですか!その作りの精巧さに、うっとりです。一日中、蓋をスポスポさせて、いじっていたいくらい。もう、日本茶がどうのこうのよりも、「このお茶入れが欲しい!」って思ったのです。

 そうしたら、隣に、南部鉄瓶も置いているではないですか! 最近は外国人に大人気だとか。

 それで小さめの南部鉄器製の急須も物色していたのです。私が選んでいたのは、黒いぼつぼつの付いた、ベーシックなタイプのものでした。そうしたら、女性店員さんが寄ってきて用途とか購入目的とかを訊いてきたのです。「外国の女性にはこのような物も人気ですよ」と勧めてくれたのが、写真の南部鉄器に赤漆が塗られた小さめの急須でした。男の私には選ぶことができないセンスで、良いと思いましたのでセットで購入しました。
 最近ではなんでも通販で購入可能ですが、こうして実物を手に触りながら、自分の価値観とは違った人の専門的なアドバイス(お勧めとか)こそが重要なのだと実感します。

 結構なお金を使っちゃったから、お茶はグレードダウンしよう。

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