少し前に、故カントゥーシャ氏のご家族へのお土産として、南部鉄器の急須とお茶入れを持って行くつもりと書きました。そしてその記事の中で、「そこそこのお金を使っちゃったから、お茶はちょっとグレードダウンしようかな」とも書きました。
そうしたら早速、私の工房のお客様でカントゥーシャ作の楽器を所有している方が、お茶を送ってくださったのです。九州のお茶です。私の分も送ってくださりました。
私は普段、妻の実家が静岡県(浜松市)ということもあって、静岡のお茶を飲む事が多いです。しかし、九州のお茶を飲んだところ、味が違っていてすごく美味しいのです(どちらの産地のお茶が美味しいかという意味ではなく)。まあ、特に選んで送ってくださったものだから、特別美味しいのだとも思いますが。
考えてみたら、私たちはコーヒーは、様々な豆を選んで飲み比べて楽しんでいます。ところが日本茶は、なんとなくいつも同じのを飲んでいる方が多いのではないでしょうか?
最近は外国人の間で日本茶の魅力にはまっている方が多いそうです。もしかして我々日本人の方が日本茶を知らないのではないかと思ったのでした。