現在「佐々木ヴァイオリン製作工房ホームページのQ&A」に「正しいヴィブラートと”痙攣”のヴィブラートの違いは?」という内容の記事を書こうとしています。
そこで音響測定で、2種類のヴィブラートの違いをグラフ化しようと試行錯誤したのですが、なかなかうまくいきません。ビブラートの変化量と変化速度が音響測定用のFFT計測器の計測精度よりも小さいからです(”億”の測定機材を使えば測れるのかもしれませんが)。
人間の耳で聴く分にはヴィブラートの変化量って結構大胆で大きいのですが、周波数変化量として考察してみると、実に小さな変化量なのです。それを敏感に感じ取る人間の聴覚って、実験すればするほどに凄いと感心します。
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