先日はドイツ在住のS氏が帰国したので、同業者10人くらいで集まって忘年会を行いました。会話の内容は普通の会話(それぞれの仕事の話とか)ですが、時々、もの凄く貴重(高度)な技術的な内容も飛び交うこともあって、とても勉強になります。
私は3Dプリンタで出力したネックをもって行きました。その出力を見せたところ、さすが皆さん技術者なので、「こんな事にも使えるのでは?」みたいなアイデアがたくさんでました。
S氏は名器の研究とかも行ってい方なので、同業者仲間からも鑑定的なことを頼まれることも多いです。今回も、ある後輩同業者が仕入れた楽器を持ってきて、「Sさん、ちょっと見て欲しい楽器が有るのですが・・」と。
S氏:「いいですよ」
S氏:「こっ、これは・・、ちょっと大きいので、ヴィオラです、ね?」
周り:「おおっ、さすがSさん」
って感じの、くだらなくも、高度な会話が続きます。結局その楽器は、「こんな暗い所だとちょっと判らない」でした。
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