削ろう会1  削ろう会2
昨日は林さんの車で、林さんと妻と3人で静岡県の清水まで行ってきました。目的は「第29回全国削ろう会 清水大会」を見学するためです。
素晴らしい技能を持った職人さんの実演講習があったり、珍しい道具での実演があったり、2日間のイベントの一日だけでしか見ることはできませんでしたが、とても勉強になりました。若い職人たちや趣味の人たちもたくさん集まって熱心に見入っていました。

実演講習をしてくださった方は、関西の52才の大工さんなのですが、惚れ惚れするくらいの技術!鉋のかけ方一つで、削った柱の表面がまるで違ってくるのです。
「刃物の研ぎは、時間をかければ良いというものではない。きちんと研げば、このくらいの時間で研げる」
「良い砥石は安物にはない。良い値段のものには、あるかもしれない」
こんな言葉が印象に残りました。

このような素晴らし技能を持った人たちが日本にいることを、私は誇りに思います。世の中に凄い人はいるもんですねえ!
ちなみに、これは大鉋の実演の映像です(先の実演講習をしてくださった方とは別の方です)。鉋をかけた後の木の表面はツルツルでした。簡単に見えますが、なかなかこうはいかないものですよ。

関連記事: