工房
肩当てを右上がりの斜めに装着する方は、弓の性能が低い可能性が高いです
2019年11月7日 工房
楽器の裏板側に肩当てを装着するとき、肩当てを斜めに(右上がり)装着する癖のある方は、弓の性能が低い可能性が高いです。 というのは、なぜ肩当てを右上がりに装着するのかというと、楽器を肩で保持しやすくなるから、肩当てを右 …
弓先まで意識を持って弾くことは、演奏技術(だけ)ではできません。科学で行えます。
2019年11月7日 工房
私が「オイストラフの演奏(音)」は理にかなった弾き方をしていると主張しているのは、ご存じと思います。 オイストラフは「理」にかなった演奏技法を活用して、理にかなった音を出しているのです。だからレコードから素晴らしい音 …
オイストラフの音は、ボウイングの弓先まで音が生きているのです
2019年11月6日 工房
最近私は、お客様にオイストラフのレコードを聴いてもらうことが多いです。これは何もオーディオ談義をしたいからではなくて、きちんとした楽器の説明の一環として行っています。 殆どの方は、オイストラフの演奏の上手さについての …
弓は無理をしてでも良い物を手に入れるべきです
2019年11月4日 工房
今日弓の試奏にいたしたお客様も、殆どのお客様も同じですが、「性能」と「価格」の間で迷われます。 もちろんここで言う「性能」とは、私がきちんと説明してきちんとした実感と効果を持つ「性能」です。私が常々主張する「真の性能 …
失いかけている感性を取り戻すのです
2019年11月2日 工房
我々は皆、歳をとっています。10代や20代前半の頃に持っていたような感性は、もうありません。忙しさとか、体力の衰えとか、経済的な理由とかにこじつけて、自分の感性の劣化を黙認しがちです。私もそうです。 本日、私の工房に …
なぜこれほど明かな「弓の性能の理論」が理解してもらえないのだろうか
2019年11月2日 工房
テレビとかの演奏会で、ヴァイオリンのソリストが、いかにも性能の悪そうな弓を張り気味にはって、演奏している光景は珍しくありません。なぜならそれが業界の普通だからなのです。 ところがその弓の影響で、せっかくのその演奏家の …
上達は一人では出来ません
2019年10月30日 工房
弦楽器を演奏する方全ての人の共通する目的に、「上達する事(良い音を出したいとか、良い演奏がしたいとかも含め)」があげられるはずです。 それでは「上達」って何なのでしょうか? 「昨日には出来なかったことが、今日は出来 …
何度も同じ事を言って、飽きられていると思いますが
2019年10月30日 工房
何度も何度も同じ事ばかり言って、「またそれか、聞き飽きたよ」と思われているかもしれませんが、ボケ老人と思われようが、同じ事を言います。 ネットで検索していてはいけません。 人と会って、人と信頼関係を築き、人に良くし …
カントゥーシャ作の楽器は、古い物でもネックが殆ど下がっていません
2019年10月29日 工房
私はたくさんのカントゥーシャ作の楽器を扱ってきましたが、それらの楽器に共通して言えることは、数十年も経っているのに、ネックが殆ど下がっていないのです。それと同時に、表板の歪み(凹み)もほぼありません。 これは他の楽器 …
また「演奏者にとってのオーディオ」について会話がはずんだ
2019年10月27日 工房パソコン、AV、家電、車
昨日には、カントゥーシャ作のチェロの所有者が、楽器を受け取りに来られました。 この方、音に対してとても意識が高い方です(だから、カントゥーシャ作のチェロも購入できたのです)。以前にもカザルスのCDを持ってきてくださり …