ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗の工房日記です。 ホームページは https://www.sasakivn.com です
ブログ記事

工房

なぜネット(SNS)情報やマスコミがインチキくさいのか

 現代は情報化社会です。これは間違いありません。  ところが、それらの情報(「情報」というよりは、「風潮」と言った方が正しいでしょうか?)、インチキくさいと感じませんか? 偽善的と言った方がよいでしょうか?   なぜSN …

使っていない楽器の弦は緩めてください

 全く使っていない楽器は当然として、年に数回しか弾かないような楽器でも、弦を緩めて置いてください。楽器の傷み方が、まるで違います。弦を緩めた後に、駒の角度を再調整しておくのがポイントです。   週に一回くらいは …

お金をかけなければなりません。しかし、お金をかければ良いというものでもありません

お金をかけなければなりません。しかし、お金をかければ良いというものでもありません。  これは一見矛盾した言葉にも思えるかもしれません。しかし、重要な考え方であり、それは弦楽器以外の全てにも当てはまります。  例えばあなた …

threshold(しきい値)を越える努力

 楽器だけの話ではなく、全てにおいてそうなのですが、多くの方は自分自身の現在の世界観(価値観)に満足しています。正確に言えば、「満足している」というよりは、満足しようとする努力をしています。  なぜなら、生物は自分を守ろ …

ついつい無難な方へ流され気味なので、もっと気持ちを張らなければ

 お客さまとの接客や、調整の内容など、「答え」は一つではありません。いくつもの選択肢があって、その中から妥当と思われるものを探すのが、接客であり、調整なのです。  難しいのは、より本質的で高度なものほど、お客様は拒絶しま …

当然のことですが、私の工房で買ってくださった商品は差別しています

 私は、私の工房お売りした商品、例えば楽器や弓は当然として、ケースでも差別しています。  「差別」というと意地悪な感じに捉える方もいらっしゃると思いますが、そうではなく、買ってくださったお客様の満足のために、「責任をもっ …

80年代のN響の演奏は素晴らしい

 先ほどテレビで80年代の演奏と思われる、N響の「悲愴」の演奏が流れていました。私の中では、当時のN響の音は素晴らしいと感じていましたが、それが私の想い出から作られたイメージなのか、実際にそうだったのか、とくにそれ以上の …

弓の毛の片側だけから、馬毛が切れていく(減っていく)人

 馬毛が弓の毛幅の片側から徐々に切れていく人がいます。  その原因は、弓の傾けすぎにあります。  それではなぜ弓を傾けすぎて弾く癖があるのかというと、弓が弱いからなのです。弓が潰れやすいために、自然と弓の毛を(平行近くに …

弓竿のフェルナンブコ材の材質はピンからキリまであります

 時々、私が販売している弓について、「材質は? フェルナンブコ材ですか?」と尋ねてくる方がいます。  もちろんフェルナンブコ材です。  通常、よほど安物の弓で無ければ、弓の材質=フェルナンブコ材と言い切っても良いほど、フ …

私の工房には、なんにもありませんよ

 ネット検索して、情報を探している人に、ガッカリされないように事前に言っておきます。  私の工房には、なんにもありません。特別な楽器や弓があるわけでもありませんし、大先生が通われている人気店でもありません。魔法の技術を持 …

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