工房
見えない部分こそ重要
最近また、建設関係の地盤調査の件で問題が出ています。それにしても、日本の「見えない部分の手抜き(または偽装)」文化はいったい何なんでしょうか?某C国の事を笑っていられる立場でしょうか? 楽器関連でも同じです。皆さんに …
ようやくチェロの修理がほぼ完了
2015年12月25日 工房
最近かかりっきりだったチェロの修理が、ようやくほぼ完了しました。修理を開始したら、色々とトラブルが発覚して(多くはそんなものです)、その対応に追われていたのです。 手間のかかった楽器の修理が完成したら、まるで最初から …
レコードの人気が高まっているそうです
2015年12月20日 工房
最近、レコードの人気が高まっているそうです。そしてその感想を聞くと、「暖かみのある音」とか「演奏者の心が伝わる」、「落ち着く」みたいなのを多く聞きます。中には、「レコードジャケットが大きくて、インテリアとしても活用して …
試奏のために弓を送ることはできません
2015年12月20日 工房
昨日にも「地方在住のため、弓を送ってもらって試奏することはできませんか?」というお電話をいただいたのですが、申し訳ありませんがお断りしました。 まるで意地悪に感じてしまうかもしれませんが、この事こそが私が一番大切にし …
弓の性能は “平均すると” 年々厳しくなっています
2015年12月10日 工房
私の工房の弓の特徴は、弓の性能を感覚的にではなく、可能な限り「理論的に」そして「客観的に(計測によって)」考えて、そして実際に自分のその理論によって仕入れることです。 もちろん仕入れ先に測定器械を持ち込むわけにはいか …
試奏しにいらっしゃるときには、他の方とご一緒に。
2015年12月5日 工房
私の工房で弓の試奏にいらっしゃるとき、もちろん一人でいらしても、”確実に”その性能の違いを実感できます。そして、ご自身が出す音も激変します。この結果こそが、私の科学的裏付けのある自信です。 し …
チェロのびりつき音の原因探しが大変だった
2015年12月4日 工房
チェロに限らず、楽器のびりつき音トラブルの中には、なかなかその原因を探し出せないような場合もあります。今回依頼のチェロも、なかなか原因特定ができずに苦労しました。魂柱まで交換して(ビリ付き以外の要員もあったのでついでに …
なぜ部品を軽く加工するのか?
2015年11月27日 工房
多くの楽器店での調整では、アゴ当てや肩当て、テールピースなどをそのまま装着しています。しかし私の工房では全て、肉厚を削って軽くしてセッティングしています。アジャスターの裏側やネジの長さまで削る事さえあるのです。 なぜ …
ヴィオラの音って、こもった音ではないのです
2015年11月27日 工房
これはヴィオラだけの話ではないのですが、多くの方がこもった音を柔らかくて良い音だと勘違いしています。本当の良い音って、もっと音が「ポーン」と抜けるのです。音離れが良いのです。 特にヴィオラを弾いている人の中に、こもっ …