工房
カントゥーシャ作の楽器って、つくづく感心します
2020年8月13日 工房
先日、お付き合いのある業者がある比較的新しめのヴィオラを持ってきました。おそらく多少楽器に詳しい方ならご存じの製作者の作品です。しかし、ネックが大きく下がっていたのです。 同じく、現在修理にきているヴィオラは、感心す …
久しぶりに使おうとすると、使い方を忘れていて、効率が悪すぎる
2020年8月7日 工房
今に始まった事では無いのですが、私は頭が悪いから、直ぐに忘れてしまうのです。 ソフトウエアの使い方とか、計測機器のセッティングとか、久しぶりに使おうとしても、「どうするんだったっけ?」って、想い出すことから開始するの …
危惧していた事が、起きてしまった
2020年8月3日 工房
昨日、あるお客様から修理依頼の連絡がありました。 今回のコロナ自粛中に楽器をケースに入れっぱなしにしてしてしまい、久しぶりに楽器ケースを開けたらネックが取れてしまっていたとの事です。 私が一番心配していたトラブルで …
コントラバスを悪い手本にするのも、それも有りです
2020年8月2日 工房
私はこれまでに何度も、「コントラバスを意識すべき」という事を書いてきました。良い意味での手本としてです。 しかしその逆に、悪い手本として見るのも有りです。コントラバスとは何ら関係ない、弾けない、ど素人だからこそできる …
コントラバスの音を意識できれば、ヴァイオリンが見えてくる
2020年8月2日 工房
以前から何度も書いていることですが、コントラバスの音とヴァイオリンの音は同じです。 何が違うかというと、コントラバスでは時間のスピードが遅いという事です。すなわち、ヴァイオリンの演奏や音を、スローモーションで観察でき …
駒の位置を勝手に修正したり、修正してもらうのは危険です
2020年7月30日 工房
駒の位置って、比較的新しい製作の、製作精度の高い楽器の場合には、「ここ」と、ピンポイントで決定(指定)できます。 例えば、きちんとした製作のヴァイオリンの胴体のサイズが355mmの場合には、ネックの長さが130mmで …
オイストラフの演奏に共通して言えること
2020年7月27日 工房
私はオイストラフ演奏の様々なレコードの音源をアップしていますが、その演奏の音について共通して言えるのは ・演奏が上手:まあこれに関しては、オイストラフに限らず、優秀な演奏家の演奏は皆上手です。才能とか能力の問題とも言え …
なぜ「酷い修理例」、「良くない楽器の状態例」を掲載するのか
2020年7月26日 工房
私は時々、「酷い修理が施されている写真」とか、「楽器の不健康な状態の写真」とかを掲載します。 それは何も、それらの個々の楽器の事を蔑むために掲載するのではありません。その点は誤解の無いようお願いいたします。 私が主 …