私は研究者ではないので詳しいことは知りませんが、「音階(音律?)」には驚くほどたくさんの種類が存在し、そして様々な音程も存在します。
例えば弦楽器のチューニングでよく「純正律」とか「平均律」とか「ピタゴラス音律」とかの話をしたがる人がいます。しかし、そういう人に限って、まともなチューニング技術が無かったり、または調整をしていない楽器だから糸巻きがまともに動かない状態だったり、質の低い楽器のために倍音もまともに出ていないような音だったりするものです(弦を古いまま平然と使い続けている人も多いです)。
すなわち、実際の音よりも「能書き」に浸って、楽しむタイプです。
趣味として、そういうタイプ(楽しみ方)も完全に否定するわけではありません。しかし、「現実あっての、理論」のはずです。
皆さん、もっと良い音を追求しましょうよ。ちゃんとお金をかけて、もっと本質的に良い弓、良い楽器を購入して、そして良い調整を行ってから、(理にかなった)練習しましょうよ。
まずは、良い音を出してみてください。そこに、何が見えるか?
補足
以前、あるピアノの調律師がこう言っていました。「ピアノの調律って、多くの方が平均律で行っていると思っているようですが、実は違うんですよ」、と。
いわゆる理論的な平均律でピアノの調律を行うと、綺麗に聞こえないそうなのです。だから、微妙にピッチを変化させて調律するのだそうです。そしてその「具合」が「技術」なのだそうです。能書きではなく、現実なのです。
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