先日、ELP社にレーザーターンテーブルの試聴に行ったとき、説明のパンフレットとか、サンプルCD（写真）ももらって帰ってきたのです。レーコードの盤面をデザイン印刷した、洒落たCD（CD-R）です。

　ELPレーザーターンテーブルって、単にレコードを楽しむだけでなく、既にレコーディングマスターテープを廃棄してしまった古いレコードをCD化（デジタル化）する業務用途にも活用されているらしいです。

　それでそのもらってきたサンプルCDは、「ELPレーザーターンテーブルからレコードの録音をしたら、こんな素晴らしい音質でデジタル化できますよ」っていう広告CDなのです。

　事実、収録されている音（曲の一部分）は素晴らしいです。「レコードの音質って、こんなに素晴らしいんだ」と驚きます。

　ただ、逆の事も言えるのです。レコードをCD化して、その音に感動すると言うことは、CDの音も良いという事なのです。何もアナログレコードだから音が良いというわけでもないのです。

　すなわち良いと音は、録音された当時の、オリジナルのメディアを忠実に、瑞々しく再生することがベストなのです。

　話が逸れてしまいましたが、そのCDの中にBill Evans Trioの曲も入っていました。私はこの手のジャンル（ジャズ）は全く詳しくはないのですが、それでもBill Evans Triioの曲は無意識に何度も聴いています。こうして高音質で聴いてみて、今さらですが、「良いなあっ～！」って聴き惚れてしまいます。

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